飛鳥山ハワイフェスティバル後半、3演目は、”Ka ipo lei manu”を踊らせていただきました。
↓最初のパンプにKalākaua王にへクノー(おじぎ)を入れて…
Ka ipo lei manuは、Kalākaua王が、療養にサンフランシスコに旅立っている間、Kapiʻolani 王妃が愛する王への想いを書いたメレ。
王を特別な高地にいる鳥に例え、王と王妃が旅行に行かれたカウアイ島での愛の思い出を溢れる雨に比喩したり、ハワイ島コナに行かれた時に見た植物の様子など書かれています。(他、様々な解釈があります)
時折、木漏れ日が優しく包んでくれました
王が船でハワイに戻る日に、赤のジュウタンが敷かれ、セレモニーが用意され、王妃をはじめ沢山のハワイアンが待っていたそう。船が近づいて、半旗を見て不思議に思い…やがて…Kalākaua王が亡くなった事実を知り、その場は喜びから一転して深い悲しみに包まれ、すぐに赤いジュウタンが取り除かれたそう。王妃は訃報を知り泣き崩れたそうです。Ka ipo lei manuの最後の行は、”遠くに去ってしまった王へ”と書き換えられました。
↓王の棺に悲しまれるお写真(イオラニ宮殿地下資料室にて撮影)
↑ は戴冠式でのドレスです!
裾の長い西洋のロイヤルなドレスに、絶滅したオーオーの鳥の黄色の羽を古代マントからリメイクして胸につけたそう。西洋のドレスに古代ハワイ文化を加えたのだそう。色々な資料を参考に、衣装、レイ、羽の髪飾りを決めました。
素晴らしい王妃の事は、また別にご紹介したいです。古きハワイがわかる本の理解にGoogle翻訳大活躍でした!
王妃の想いに失礼が無いよう、この特別なメレを踊るにあたり、今出来る事をしました。
この素晴らしい貴重な経験にMahaloNui。