皆さまAloha!
月日が流れるのは早いですね。
3.11の日から11年。
被災地の方は、変わりはてた生まれ故郷に、辛さを抱えながら、前に気持ちを向けて、11年過ごされたと思います。この日は、11年前の喪失感を昨日の事のように思い出される辛い日。私達も忘れかけた事を思い出す日…。
被災地に5回ほどですが、ボランティアに行きました。大震災が起きた2ヶ月後に、兄から、つてをもらい、岩手県釜石市に4日滞在しボランティア活動をさせていただきました。手を取り合い、励ましあい、辛さを癒し合っている釜石の方の姿は、今も目が熱くなります。
アメリカ本土からボランティアにかけつけたグループにも出会いました。分かち合いたくて、力になれたらと皆で来たそう。和やかな彼らの表情に、困っている人への愛のエネルギーが溢れていました。
自転車で、東京国立市からいらした方は、少しでも心が温まるよう道具やコーヒー豆を沢山積んでいらしたそう。
目を背けたくなる破壊された町の様子の反面、感動する美しいシーンが沢山ありました。
11年を飛び越えて思いおこされます。
釜石の復興イベントで知り合ったフラの房子先生は、いつも22時発の夜行バスの乗り場で待っていてくれて、愛のつまった手作りのおにぎりや東北の銘菓のお土産を持たせてくれました。今も大切に交流させていただいています。
所得税に復興特別所得税が加わっています。社会の皆で復興費用を支えている仕組みになっています。
被災地の方は、痛みを忘れられてしまうのが一番、悲しいとおっしゃってました。気持ちも寄り添いたいですね。
コロナウィルスもあり大変な事が重なっていますが、ウクライナの悲惨な現状は、人がもたらした事。悲しすぎます…。
1人が出来る事は、小さいかもしれませんが、何かしら出来ます。
11年前の光景から、生きている事はありがたい事なのだと心に刻まれました。毎朝、感謝して、1日1日を有意義に精一杯過ごそうと、気持ちを整えています。
今日は、11年前の事を思い出し、心から東北の被災地に祈りを送りたいと思います。祈りが東北のこの先のパワーとなりますように願うばかりです。